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国家資格プラスチック成形技能士とはどんな資格なのか?

いつも訪問ありがとうございます😊



体調がいまいちだったので、本日も絵日記記事はお休みです。



先日、僕が休職中の会社の現状の記事を書きました。

今回は、その中で少しだけ触れていた、成形技能士について書きたいと思います。

技能士とは何か?

国が定める「技能検定試験」に合格した者だけが名乗れる国家資格です。

名称独占資格なので、もし合格せずに技能士と名乗ると、法律で罰っせられます。

職種によって異なりますが、資格としては主に「特級」「1級」「2級」「3級」とあります。


どのような職種があるか

僕が受けたプラスチック成形を含め、建築や機械、電気など111種類の職種であります。


受験資格は

3級…対応職種の実務経験6ヶ月以上(場合によっては、6ヶ月未満でも可能)

2級…対応職種の実務経験2年以上

1級…対応職種の実務経験7年以上

特級…1級合格後5年以上経過した者

僕は10年以上の実務経験があったので、いきなり1級を受験しました。


プラスチック成形技能士とは?

プラスチック成形に関する学科と実技試験に合した者を言います。

僕は学科は合格したのですが、実技の方が落ちてしまい、成形技能士になる事が出来ませんでした。


試験内容 学科

特級…五択問題全50問

1級…真偽&四択問題全50問

2級…真偽&四択問題全50問

3級…真偽問題全30問

プラスチックの種類や特徴、成形の技術・知識、成形機の構造など、プラスチック全般が出題されます。


試験内容 実技(射出成形)

特級…実技と言ってもペーパーテストで、工程管理、作業管理、品質管理、原価管理、安全衛生管理、作業指導及び設備管理について行うそうです。

1級…持参した2種類の熱可塑性樹脂(PCとPS)を使用して、射出成形により箱状の成形品を各40個ずつ製作し、「成形収縮率計票」及び「材料歩留り率計算票」のレポートを作成します。

2級…持参した2種類の熱可塑性樹脂(ABSとPS)を使用して、射出成形により箱状の成形品を各20個ずつ製作します。

3級…指定された金型を成形機に取り付け、型締め調整等成形関連作業操作と支給された成形品1個について判別及び寸法測定を行います。

3級は成形品を作りません。


最後に

僕が成形技能士の試験を受けようとしたキッカケは…

9年前、リーマンショックの影響で、会社の注文が激減してしまいました。

社内ではリストラも進み、さらに全社員の基本給が3割減(今もその状態)になり、このままではマズいと思い、単独で1級の技能検定の受験を決意しました。


寝る間も惜しんで試験勉強をしていたのですが、仕事と家庭、そして試験勉強と無理が祟り、肺炎で倒れてしまいました。

その時初めて会社に、技能検定を受ける事を伝えると…

「そんなもん会社にとって5%も役に立たない!」

「会社を休まれる方が迷惑だ!」

と言われ、そのショックを引きずりながら受験…

そして実技不合格…(学科は合格)


次の年も挑戦するもやはり不合格…


そしてその後、東日本大震災などで受験する機会を失い、諦めてしまいました。


あの時もし合格していれば…


この資格を武器にもっといい所に就職できたんだろうな〜




そんなわけで次回は、僕が受けた1級成形技能士の実技試験の詳細を公開したいと思います。






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