新・ぜんそく力な日常

51歳で発達障害と診断された男の日常

僕が持病を悪化させる原因となった会社での仕事のスケジュール

いつも訪問ありがとうございます😊


昨日は妻ユリの誕生日にたくさんのお祝いのコメントを下さりありがとうございます!


昨日はちょっと高めのお寿司を買って、家族でお祝いしました。



そんな訳で、今日も絵日記記事を描く予定でしたが、実は2回目のBT治療後から

あまり調子が良くなく、発作で苦しくなる頻度が増えています。


昨日のユリの誕生日も吸入(サルタノール)をしながらなんとかお祝いしたぐらいです。


ちょうど漫画ネタも不足気味ですし、描くのもちょっと辛いので、新作の絵日記記事の方を少しお休みします。



そんなわけで今回は、僕が持病の喘息が悪化する前の会社での1日の仕事のスケジュールを公開します。


会社の経営状態が悪くなり、人員削減と規模を縮小し始めた頃の1番辛かった時期のスケジュールになります。


僕なんかよりもっとキツい仕事をしている方はたくさんいますが、喘息という持病持ちの人間が働いているという事で、見て下さい。

朝は就業1時間前に出社

ウチの会社の就業時間は8時。

僕は会社の鍵を預かっていたので、就業の1時間前の6時50分ぐらいに出勤していました。

会社の各部署の鍵を開け、各成機械の電源を入れていました。


ウチの会社は、プラスチック成形の工場なので、成形機の電源を早めに入れて、プラスチックを溶かせる準備をおかないと、朝の8時から生産ができないのです。


そして作業着に着替え、前日までの注文書を確認し、その日の午前中に生産する金型の準備をします。

金型も自分が生産する分だけでなく、他の生産者の分も準備します。


なぜ他の人の分も準備するのか?

実はウチの会社の成形機は、様々な年代の物(1980年代〜2000年代)があり、それぞれの機械には、金型も相性があります。

そして生産を担当する成形者もクセのある人ばかりなので、面倒な注文、納期などを考えて準備する必要があるからです。


金型の準備が終わると、今度は前日に生産した不良品や良品を切り取った時に余るランナーを粉砕し再利用します。


粉砕した原料に新しい原料(バージン)を混ぜて、その日の原料を作ります。


だいたいこの時点で時間は7時50分ぐらい。

同僚達はだいたい7時30分〜50分までに出社してきます。


そして自分が担当する機械に戻り、8時から生産ができるように大急ぎで準備します。


そして7時55分ぐらいから朝礼開始!

午前中の生産スタートです!


就業前の1時間ですでにけっこうヘロヘロです…


8時から12時まで午前の生産

午前8時から生産が始まります。

生産は半自動状態で行われ、まず外扉を閉めるとスイッチが入り、金型が閉まり、熱で溶かしたプラスチックの樹脂が金型に流れ、冷却された後に金型が開き、製品を取り出して、それを水槽に入れて冷やします。

そして再び外扉を閉めて、次の生産が始まる…の、繰り返しです。

1サイクルはだいたい1分弱です。


ウチの製品は、肉厚な成形品なので、金型が開いたら、素早く取り出して、水槽に入れないと、ヒケや変形して不良品になるので、金型が開く数秒前には、外扉の前でスタンばっていないといけません。


何回か成形を繰り返しいる間に、水槽に入れた製品が完全に冷えてきます。

完全に冷えた製品を水槽から取り出し、ニッパーでランナーから切り離し、箱に振り分けます。

ウチの製品は、ガンプラのように細いゲートではないので、ランナーからの切り分けも硬くて、手はタコだらけになっています。(長期間の休職のお陰で、現在はタコもなくなってます)


金型によっては、インサート成形と言って、手動で型の中に金属を入れてから成形したり、取り出しが困難な製品があったりとけっこう大変です。


僕は自分で生産している他に、製品の品質管理もしているので、仲間に製品の事で呼ばれれば、成形中に走って行き、製品を見て良品でなければ、ちょっと成形機の設定を調整していました。

製品が良品になるまで何往復する事もありました。


こうして注文分の生産が終わると、金型を交換して、次の製品の設定をして生産をしていました。


トイレの時以外、一息つく間もありません。


お昼休みもろくに休めない

12時から1時間昼休みなのですが、すぐに休めるわけでもなく、成形機を止めた後、午前中に生産し終えた金型を保管部屋に片付けます。

大きな金型ではありませんが、それでも1型15キロぐらい。

多い時は20型ぐらい片付けました。


金型を片付けた後、ようやく昼食をとる為に、休憩所に行きます。

この時点で12時15分から20分ぐらいになっています。


昼食は仕出し弁当。


10分ぐらいで食べ終え、ちょっと一息…


iPhoneでブログのチェックとかして、12時40分から45分には、再び職場に戻り、今度は午後の分の注文書をチェックして、金型を準備します。

そして1時までには、午後の生産が開始できるようにし、午後の生産スタート!


昼食時間を除けば、ゆっくり休めるのは15分ぐらいです。


1時から5時まで午後の生産

だいたいは午前中と同じ内容ですが、午後の場合、急な注文が来ることが多く、いきなり本日出荷支持の注文が来たりします。


その時はすぐに、自分や仲間たちの生産スケジュールを再確認して、その注文の準備をします。(たいがい僕が自分で作ることが多い)


そして5時まで生産します。


もし5時になっても、本日出荷分の生産が終わっていない場合、30分以内に終わりそうならば、そのまま延長します。


5時だからと言ってもすぐには帰れない

5時になり、成形機を止めて電源を落とし、その日の生産は終了ですが、すぐに帰れるわけではありません。


午後に生産した金型を片付けたり、その日生産した製品の生産数などを報告する書類を書かなければいけません。


金型を片付け書類を書き、そして担当の機械の周りを軽く掃除してやっと終わります。


ここで時間は5時25分ぐらい。

ここで仲間達は帰りますが、僕は職場の戸締りを任されているので、全員が帰らないと帰れません。


他の部署でまだ仕事が残っていたら、早く終えられるように手伝ったりします。(他の部署だけ残業だった場合は、戸締りは他の人に頼み、僕も帰ります)


全員が終わり、僕が上がれるのは、5時40分〜50分ぐらい…


私服に着替えて、ようやく1日が終わります。


残業の時は…

今までは定時でのスケジュールでしたが、忙しい時期には残業があります。


残業は、工場が住宅地にある事もあって2時間だけの午後7時まで。

1時から7時まで休憩なしに作業します。


7時に生産終了した後も、片付け等は同じなので、仕事が上がれるのは、7時40分から50分ぐらいになります。


最後に

もともと僕の仕事は、生産するのではなく、注文の管理と生産者への金型の振り分け、そして品質管理だったのですが、人員削減により人数不足になって、今までの仕事のほかに、生産まで任され、こうなってしまいました。

品質管理の責任者として手当をもらっていたので、無理をして頑張ってきましたが、疲労とストレスが溜まり、体調を崩し喘息が悪化してしまいました。


僕が調子を悪くしてからは、周りの仲間達も色々手伝ってくれるようになりましたが、時すでに遅く、休職するほどになってしまいました。


以前こちらの記事で

会社の現状を書きましたが、僕が一人でここまでやっていたから、いなくなって混乱しているのもあるのかもしれません。


職場復帰も考えていますが、今までと同じ仕事をさせられたら、また体を壊してしまうので、生産か管理のどちらか1本化と時短勤務を相談しようと思っています。


ま、どちらにせよ、BT治療が終わって、喘息が良くならなきゃ話になりませんけどね…






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