小さな小さな町工場に大企業のお嬢様が勤めていた！

今日も訪問ありがとうございます😊

ブログで何度も書いてますが、僕が勤める会社は、小さくてブラックな町の工場なんです。

そんな会社ですが、実はかつて一部上場するほどの大企業の社長の娘さんが勤めていた事があったんですよ！

今回は、そんなお嬢様社員のエピソードです。

僕の会社には、Mさんと言う女子社員がいました。

Mさんが登場するエピソード

僕の2コ下で軽い知的障がいを持っていました。

Mさんはとても明るく、真面目でとてもピュアな女性でした。

Mさんは普段着も普通(ジャージとか)だし、いつもママチャリで通勤していました。

なので社長も含めて誰一人、Mさんがお嬢様だと言うことを知りませんでした。

ではなんで、僕がMさんがお嬢様だと言うことを知ったのか？

それは、僕がMさんがいる部署の責任者になった時の事です。

僕が責任者になってから、Mさんの家から、お中元やお歳暮が届くようになりました。

ウチの会社、社内でのそう言うやり取りをしない会社なので、Mさんにお礼を言いつつ

「こう言う事、しなくていいんだよ。」

と断りました。

しかしMさんは

「いつもお世話になっているから気にしなくていいの！」

「お母さんも大丈夫だって言ってたから！」

と、悪いと思いつつ、お中元・お歳暮を続けてもらっていました。

お中元・お歳暮は毎回3000円のカタログギフト…

社長や専務などにはさらに高価な物を贈っていたそうです。

Mさんちってちょっとお金持ちなのかな？

そう思い始めたある日…

M「妹が今度結婚するんだ〜」

僕「そうなんだ！おめでとう！」

M「でね、今住んでいる家を妹にあげるから、私達は新しく家を建てて引っ越すんだって〜」

えっ？

ど〜言う事⁈

もうこの辺からMさんの家が気になりだしました。

そしてまた別の日…

またMさん家からお歳暮を頂き、お礼を言った時…

僕「Mさん、いつもありがとうございます。大変だろうから、こう言う事しなくていいんだよ。」

M「いいの！お家お金持ちだから大丈夫！」

ついに出たー！お金持ち発言！

もう僕もM家が知りたくて、ついにMさんに訊きました。

僕「お父さん、どんな仕事しているの？」

M「わかんない！」

やっぱり詳しいことはわからないか…

M「でも毎日朝に会社の人が車で迎えに来てるの！」

それはきっと、運転手付きの送迎だ！

社長か何かか⁈

その日の話はここで終わり、また別の日に…

M「ウチ、もうすぐ引っ越すんだ〜」

前に話していた、建てていた家がもうすぐ完成するそうです。

M「今度の住所はね………」

M「すごい大きい家なの！」

僕らが住んでいるところは小田舎な市ですが、Mさんが言う住所は、小田舎な市内でもいい場所！

しかも大きな家って…

住所も訊いた！

ここまできたらどうする？

そう…見に行きましたよ！

妻のユリと車で、Mさんの家に…

建築中のMさんの家を見て、僕とユリは…

うわーでけーっ‼︎‼︎

もうめっちゃ豪邸！

ヘーベルハウスで建築中の家は、建物だけで軽く億は超えるような大きさ！

土地代あるので、中小企業の社長程度じゃとても建てられない代物！

これはMさん、相当なお嬢様では⁈

家に帰り、お歳暮の送り状に書いてあるMさんのお父さんの名前をパソコンで検索してみました。

すると…

とある1部上場企業の社長さんにヒットしたのです！

その企業のホームページを見て、社長さんのプロフィールを見ると、年齢的にも一致！

そして画像もどことなくMさんに似ている…

従業員ウン千人の大企業のお嬢様が30人も満たないウチの会社に勤めているって、本当に驚きました！

Mさんは、軽い知的障がいを持っているし、お父さんの会社に勤めさせると甘えてしまうので、自立のためにもウチの会社に入れたんじゃないかと思いました。

この事は、Mさんが退職するまで誰にも言わずにいました。

しかしMさんのお父さん…

自分の会社から比べたら、下の下の下の………下のウチの会社をなんで選んだんだろうな…

もう少しいいところあったろうに…

っていうか、Mさんのお父さんの会社、僕が勤めたいww

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